まちづくりワークショップで豊かな未来のコミュニティを描く

あなたは「まちづくり」という言葉からどのような印象をお持ちでしょうか?!

 

このサイトは、まちづくりにおける合意形成の進め方や
シナリオの描き方、都市計画の活用方法、プランニングの
立て方の知識とその進め方などを紹介する専門サイトです。

 

都市計画やまちづくりに関心のあるあなた、
これから仕事としてプランニングに興味を抱いているあなた、
地域の活性化のためにそのまちに住む人との合意形成活動を考えている、

 

そんなあなたの‘知りたい’を満足し、ノウハウをお届けします!

 

はじめまして、訪問していただきありがとうございます。
サイトを運営します岡部と申します。

 

これまで35年に渡り、都市計画に関するプロジェクトや地域の活性化を
育むまちづくりにたずさわってきたキャリアを活かし、
全力であなの知りたいを応援します^^

 

まずはじめに、冒頭でおたずねしました「まちづくり」…

 

普段からよく日常の会話の中でも耳にする言葉だと思います。
そしてまちづくりと共に、よく言葉として取り上げられる「都市計画」。

 

そもそもこの2つの言葉の違いって何でしょう?
漠然と捉えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

いろんな解釈がなされる中、2つの言葉の持つ意味や背景、
違いなどについて、そこから話を進めてまいります。

 

●‘都市計画’と‘まちづくり’

まずは「都市計画」から

 

都市計画とは、都市の健全な発展と秩序ある整備の推進を示します。

 

それは都市計画法という法律にもとづいて、
都市計画区域の中で土地利用や都市施設など
計画を進めていくものです。

 

国が定める法律をもとに都市の発展と秩序を整備する姿は、
地方分権が進んだ今でもほとんど変わっていないと言われます。

 

そして、もう一方の「まちづくり」について

 

国が進める国土計画や都市計画、都市開発とは違い、
地域自らが進める都市や地域づくりのことを示します。

 

まちづくりとは、地域社会にすでに存在する資源を活かして、
住民・事業者・行政ほか関係するすべての人たちと連携したり
協力しあったりして、身近な居住環境を改善し、まちの魅力や活性化を進め、
生活の質を向上するなど継続して実践する活動を表します。

 

それでは、いくつか異なる視点から「都市計画」と
「まちづくり」の違いについて、考えていきましょう。

 

計画の対象となる規模やスケール感の違いについて、

 

「都市計画」は、大規模開発やニュータウン開発に象徴される
広範囲で広域的な都市の基盤整備を示すのに対し、「まちづくり」は、
既成の市街地における居住環境の整備や街区の整備による地区計画の推進
などを示し、対象となる規模の違いがみられます。

 

主体性の面では、「都市計画」が国や都道府県が主導するのに対し、
「まちづくり」は地方自治体、NPOや市民が主導するイメージです。

 

計画立案のプロセスでみると、「都市計画」がトップダウンで進行し、
「まちづくり」はボトムアップで意思決定が進むプロセスで進行するイメージです。

 

市民参加や市民活動の側面については、「都市計画」が形式的・イベント的な
市民参加や活動であるのに対して、「まちづくり」のそれは、行政と市民との
共生・協働活動であり、市民からの提案型のプランの立案が該当します。

 

2つの言葉の持つ違いをみてきましたが、相反する関係性としてではなく、
都市計画による法律やルール、規則や制度などをしっかりと理解し、
マスターしたうえで住民目線のまちづくりを進めていくことが求められます。

 

このサイトは、都市計画における運用方法をはじめ、
用語の解説や各種制度の仕組み、そして、まちづくりによる住民合意に
ついての実践方法や取組方策、プログラムの立案方法などについて提供します。

 

私自身、まちづくりワークショップなど
これまで合意形成活動の実践に力を注いでまいりました。

 

そして、まちづくりの進展においては、地域住民との
コンセンサスが以前にも増して、求められているのも事実です。

 

それでは次に、住民との合意形成活動の必要性について、話を進めてまいります。

 

●まちづくりには欠かせない‘住民合意形成活動’

そもそも地域住民とのコンセンサスを導く
合意形成活動が、なぜ求められているのでしょうか?

 

その答えを解くヒントとして、国が示す
まちづくりに求める方向性に表れているのです。

 

どういうことかと言うと、少し詳細な
お話になりますが、お付き合いください^^;

 

国はこれからの半世紀先を考え、持続的な成長・発展のための
課題とその克服に向けた対応について、検討を行っています。

 

平成26年1月、国(内閣府)は「選択する未来」委員会と
いうものを設置して、成果をまとめたものがそれに当たります。

 

それは「未来への選択」と題し、
副題として、‘人口急減・超高齢化社会を超えて、
日本発 成長・発展モデルを構築’というレポートです。

 

このレポートは、脱デフレ・経済再生さらに
その先の中長期的な経済社会の姿、50年後の日本の未来像と、
2020年頃までに取組むべき課題を中心にまとめられています。

 

近年、‘人生100年時代’と称して、働き方や結婚、子育てなど
長寿命社会を迎え、どのようにシフトしていくかなどのテーマを取り上げ、
何かと話題になっていますが、変革の時代をむかえ、国もこれからの未来を
どのようにとらえていくかを、近未来的な視点に立って示している内容です。

 

このレポートの中で注目すべきまちづくりについての記述は、
「合意形成のルールづくり」がテーマとして取り上げられている点にあります。

 

「合意形成のルールづくり」の一部をご紹介しましょう。

 

‘解決に向けた手続きや選択肢について住民と情報を共有し、
市民討論会(まちづくりワークショップを意味する)等の手法
を活用しながら、合意形成を図り、最終的には政治の判断と

リーダーシップで施策の実現を図っていく…’

 

このことは、これから国が示す数々の施策を進めるには、
住民とのコンセンサスが欠かせないことを表しています。

 

まちづくりにおいても、これまで以上に伝達手段が多岐にわたり
加速する時代、間違った情報や誤解を招く事態から、合意を得られない
ケースはさけるべきであり、丁寧でわかりやすく住民とのコンセンサスを
築くことが求められています。

 

国も、住民合意形成活動によるまちづくりの重要性を認めているのですね。

 

それではもう一つ、私自身が実践したまちづくりの実体験からご紹介しましょう。

 

とある地方都市。これからの10年間を見据え、各地域の代表者らで
構成するワークショップを開催し、それぞれの地域の現状と課題、
まちの未来像を踏まえたビジョンを提言する作業にたずさわりました。

 

延べ67回に及ぶまちづくりワークショップから得られた
データに基づいて分析したところ、次のような結果を導きました。

 

‘まちづくりは、地域の活性化や利便性の向上、安心安全の確保
などに伴うハード整備の充実と共に、一方方向ではなく“双方向”による
事業の推進、コミュニティの醸成によるソフト施策の充実!が求められている。’

 

このことは、これまでの行政主導の事業展開ではなく、住民も計画の
段階から参画し、立案するパートナーシップを伴うまちづくりを望んでいます。

 

一昔前は、ハード整備を誘致する声が市民意向であったのですが、
そのことに加え、計画の段階から市民意向を取り入れた、
まちづくりを望む姿勢が現れています。

 

このように、国の姿勢、そして自らの経験によるまちづくりに対する
受けとめ方は、時代の要請と共に、合意形成が重要視されてきています。

 

●本当に伝えたいこと、それは‘コミュニケーション力’

さて、都市計画を立案し実行していくうえで、まちづくりワークショップに
みられる合意形成活動の必要性についてお伝えしていますが、そのことは
コミュニケーション力を高めることが最も大切だと理解しています。

 

このコミュニケーション力の必要性。

 

私自身、そのことをまざまざと目の当たりに体験した出来事がございます。

 

それは忘れもしない、2016年4月14日に襲いかかった震度7の恐怖。

 

熊本地震の体験です。

 

気象庁震度階級で最も大きい震度7を観測する地震が、
4月14日夜および4月16日未明に発生。その後も最大震度が
6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生しています。

 

前震の恐怖が冷めやらぬ中、不意を突かれたショックもあったのでしょう、
本震の際は一瞬ではあるものの‘死’のイメージがよぎりました。

 

本震以降、数ヶ月に渡り身体に感じる地震が幾重にも続き終息の
つかない不安の日々を過ごします。出口の見えない迷路を
さまよっているようで、正直精神的に辛かったです。

 

自宅は半壊。住むことができず取り壊し、今もみなし仮設での生活が続いています。

 

そんな時、心の支えになるのは、家族との絆そして地域とのコミュニティです。

 

徐々にライフラインが復旧しはじめ、物資が支給され、
近隣の無事や安全を確かめ合い、時として身近な人の災難を知り、

 

その痛みを分かち合い慰め合うなかで、誰もがはけ口のない憤りを
心の中にしまい込みながら、少しづつ目の前の現実に対峙しながら
進んでいくことになります。

 

その時につくづく気づくことは、自分一人では
生きていくことができないという現実です。

 

そして、コミュニティの大切さを思い知らされます。

 

熊本地震の体験をご紹介しましたが、度重なる異常気象や
地震の活発期に入ったと言われる日本において、
いつ災害が発生してもおかしくありません。

 

一度でも体験すると、他人事のように捉えることができなくなります。

 

命を守るうえでも、普段から地域のコミュニティのあり方が求められます。

 

このサイトをご覧になっているあなたは、地域の活性化の
ために役に立ちたい、住んでいる居住環境をより良いものにしたい、
安全・安心のまちづくりを推進したいなど、まちづくりに
関するテーマを抱いてらっしゃるかもしれませんね。

 

自分自身そして家族。その延長線上につながる
地域とのコミュニティの通う空間は素敵だと思いませんか?

 

各種ソーシャルメディアが散乱する現代において、
真のコミュニティの価値に気づき、時代を担う多くの若い世代が存在します。

 

そんなこれからの時代を担うあなたの力になりたい、
全力で応援したいと考えています。

 

これから、まちづくりや都市計画に関する最新の情報の提供と共に、
実践を通して、あなたの‘知りたい’を提供してまいります。

 

どうぞよろしくおつきあいください。